GEヘルスケア、外傷ケア向けAI超音波技術への3,500万ドル投資によりBARDAとのパートナーシップを拡大

GEヘルスケアは、米国保健福祉省傘下の戦略準備対応局(APR)傘下の生物医学先端研究開発局(BARDA)との既存契約を約3,500万ドル拡大することを発表しました。BARDAが大部分の支援を提供する費用分担契約として構成されるこの新たな資金は、2023年10月に開始された、救急医療および外傷ケア向けAI搭載超音波技術の開発プログラムに基づいています。
今回の契約拡大により、プロジェクトの臨床的範囲が拡大され、診断の迅速化と検査技師の専門知識への依存軽減を目的としたツールに重点が置かれることになります。 GEヘルスケアは、肺および胸膜の状態をより詳細に評価し、腹腔内損傷の検出精度を向上させる自動化機能の開発を計画しています。また、野戦病院や医療搬送といったプレッシャーのかかる環境下での信頼性を重視して設計された、新たなPOC(ポイントオブケア)超音波プラットフォームの開発にも取り組んでいきます。
GEヘルスケアのアドバンスト・ビジュアライゼーション・ソリューションズ担当社長兼CEOであるフィリップ・ラックリフ氏は、「多数の負傷者が出た事故への対応には、特に救急外来、野戦病院、医療搬送といったプレッシャーのかかる環境において、迅速性、精度、そして医療へのアクセスが求められます。BARDAとの戦略的提携により、医療の最前線向けに設計された高度なAIツールと専用ハードウェアを通じて、超音波技術の革新を継続的に推進することができます。」と述べています。
このプログラムには、製品開発に加えて、臨床医や医療評価機関との連携も含まれており、臨床エビデンスを創出し、設計上の意思決定に役立てています。GEヘルスケアは、この連携により、救急医療や災害対応における現実のニーズを反映させた新技術の実現に貢献できると述べています。
「GEヘルスケアは長年にわたり、救急医療、特にポイントオブケアにおける超音波技術の革新の最前線に立ってきました」と、GEヘルスケアの包括的ケア超音波部門、高度可視化ソリューション担当CEOのカーリー・ヨーダー氏は述べています。「今回のマイルストーンは、最も困難な状況下でも意思決定を強化し、患者の転帰を改善するツールを臨床医に提供するという、私たちの共通の願いを反映しています。」
